今日は防虫剤の使い方をお知らせします。まず、衣類を害虫から守るためには、クリーニングや洗濯をして清潔にしておくことが大切です。
そして衣類を保管する際によく用いられるのが防虫剤です。様々な商品が出回っていますが、それぞれの特徴や効果についてまとめてみました。・・・
成分 |
効能・注意点 |
樟 脳 (しょうのう) |
おだやかに効果を出し、人体に与える影響は少ないものです。虫干しをしてから使用しましょう。 ナフタリンと混ぜての使用はやめて下さい。 |
ナフタリン |
長期間効果を維持しますが、ラメや顔料プリント製品には使用できません。 樟脳やパラジクロルベンゼンと混ぜての使用はやめて下さい。 |
パラジクロル ベンゼン |
防虫効果が高く、臭いもぬけやすいのですが、ラメや顔料プリントを傷めます。また、飾りボタンや人工皮革、金銀糸・和服などへの使用は避けるべきでしょう。 ナフタリンなどとの混ぜての使用はやめて下さい。 |
エンペントリン |
無臭タイプですし、ほとんどの繊維に対して悪い影響を与えないお薦め品ですが、銅やシンチュウのボタンは黒ずむ場合があります。臭いがしないため、成分が無くなってもわかりません。定期的な交換をしてください。 |
なお、収納後も湿気とりのために空気を入れ替えましょう。湿気取りを使うのも効果的です。
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